あんぽ柿のおいしさは、原料となる柿だけで決まるものではありません。
一つずつ状態を確かめ、皮をむき、乾燥を調整し、検品して包む。いくつもの工程が重なって、外はからっと、中はとろっとした食感になります。
地元生産者から柿が届く
原料は、かつらぎ町を中心とした周辺産地の平たねなし柿です。
収穫された柿が加工場へ届くと、まず状態を確認します。農産物は一つとして同じではありません。大きさや熟し方にも違いがあります。
加工の出発点は、その違いをきちんと見ることです。
一つずつ皮をむく
柿は、設備と人の手を組み合わせて皮をむきます。
機械だけに任せるのでも、手仕事だけを強調するのでもありません。設備を使って安定した作業を行いながら、人が状態を確認します。
食べるものを扱う場所として、作業環境の清潔さも大切にしています。
柿の状態を見ながら乾燥する
皮をむいた柿は、乾燥設備へ入ります。
ここで大切なのは、乾燥させすぎないことです。水分を抜きすぎると、あんぽ柿らしいやわらかさが失われます。反対に、水分が多すぎても商品として安定しません。
柿を見極める経験と、温度や乾燥状態を管理できる設備を組み合わせ、自然な甘さと食感が残る仕上がりを目指します。
検品し、一つずつ包装する
乾燥を終えたあんぽ柿は、仕上がりを確認します。
その後、衛生的な環境で一つずつ包装します。全国のスーパーや百貨店などへ届ける商品だからこそ、売り場で安心して扱っていただける状態に整えます。
現在、販売の約95%が法人取引です。長く取引を続けるためには、おいしさだけでなく、製造の背景が見えることも重要だと考えています。
人と設備のどちらも欠かせない
「機械だから安心」「手作りだからおいしい」という単純な話ではありません。
設備で安定性を高め、人が柿の状態を見る。その両方が必要です。
製造についてでは、実際の加工場の写真とともに各工程をご紹介しています。法人のお客様は、規格や出荷時期についてお問い合わせください。
